金平糖って日本発祥のお菓子ですか?
『金平糖って日本発祥のお菓子ですか?』
という質問をいただいたことがあります。
確かに、「金平糖」という漢字があること、
また、昔懐かしいイメージからも
日本で生まれたお菓子というイメージが強いかもしれません。
しかし実は、金平糖はポルトガルから伝わった南蛮菓子で、
砂糖菓子を意味するポルトガル語の「Confeito」からその名が
ついたと言われています。
初めて日本に伝わった時は、
あまり角のない金平糖だったそう。
それが日本での技術力と創意工夫によって、
現在のような、とげとげとした角のある、愛らしい形になりました。
その作り方は、回転する釜を使い
グラニュー糖に砂糖蜜を何度も何度もかけて、結晶を作っていきます。
完成までに、10日~14日程の時間がかかります。
そうして、きれいな角ができあがるのです。
昔の日本人の素晴らしさを感じますね。
私達も日本人の持っている『創意工夫』する力を大切にしていきたいものです。
丁寧に作られた、かわいい金平糖はこちらから。