こんにちは

野菜ソムリエの三木です。


かき氷の季節がやってきましたね。

伊藤軒では果実のかき氷が好評です。

ありがたい話です。

 

ところで日本におけるかき氷の歴史は意外と古いのをご存知でしょうか?


かき氷について言及している史実上、

最も古い記録はなんとあの有名な『枕草子』なんだそう…。

清少納言が記した随筆集『枕草子』には、


「削り氷(けづりひ)」という名でかき氷が登場します。

 

氷が貴重品だった平安時代。

小刀で氷を削ったことから「削り氷」と呼ばれていたかき氷は、

貴族のような特権階級しか口にできない「高級スイーツ」でした。

 

そんな削り氷へさらに甘葛(あまづら)をかけたものを食べていたようです。

ブドウ科のツタ植物の樹液を煮詰めて作るはちみつ色のシロップのこと。

貴重な氷 に黄金色のシロップをかけ、さぞおいしかったことでしょう。

 

今あるものを少しでも美味しくなるように

工夫をしているその姿勢を見習わないといけないな…と思います。


菓寮伊藤軒でもいろいろなかき氷を展開中です。

ぜひ涼みにお越しください。

 

【提供時間】カフェタイム:  14:00-18:00 (L.O.17:30)

※10:00-11:00はご提供しておりません。

 11:00-14:30の間はランチメニューに切り替わっています。